2020年の良かった映画・音楽・ものこと
こういう今年の振り返りみたいなの一度やってみたかったので、滑り込みで書きました。今年はコロナちゃんが好き放題してくれた年でしたが、それはそれとして楽しい一年でした。 印象に残った映画、音楽、漫画をいくつかピックアップしました。
映画編
「エクストリーム・ジョブ」
成果の上がらない麻薬捜査チームは、標的のアジトの前でチキン屋を開き、出前潜入を試みる!大繁盛で捜査どころではない!
カラッと楽天的な雰囲気がとても良く、次第にチキン屋に精神を乗っ取られるところなんておかしくて仕方ありません。誰にでもおすすめできる映画です。
「ボーダーライン」
枯れた荒野のメキシコで麻薬捜査を…。ベネチオ・デル・トロもいる…。
麻薬捜査の映画ばっかり見てるかのようですね。全然そんなことないですが。とにかく削ぎ落とされた印象を受け、何より突入シーンの美しさったらない。緑のきれいなこときれいなこと。続編のソルジャーズ・デイも良かったのですが、ジャンルが大幅に変わっていて、こちらのほうがより好みでした。
「パラサイト」
リスペクト!
とにかく面白い映画なのでリスペクトしたらいいと思います。
「ホワイト・ストーム」
ヤクザから足を洗い金融王にまで上り詰めたアンディ・ラウが、香港のドラッグを一掃するために麻薬ぶっ殺しチームを結成し全殺し。
とにかく登場人物が全員死にます。ドラッグを許せねえという思いが熱すぎて全員死ぬ。地下鉄の構内をカーチェイスするシーンが完全にトんでしまっているので絶対に見たほうがいいです。ポスターだけ見るとチープそうですね。めちゃくちゃ金かかってると思います(いっぱい人が死ぬので)。
「メランコリック」
近所の銭湯でバイトを始めたら、夜中は殺し屋の処刑場兼死体処理場でした。
ほんとつい数日前に観た映画です。色んなジャンルがごちゃまぜになっていながらも自然に入ってきて、とても心地よい映画でした。同窓会の雰囲気とか、会話がすごく自然でとても良かった。誰にでもおすすめできる映画です。
ほかにも気の狂ったストップモーションアニメの「KUBO」や楽しい楽しい「プロメア」、カリスマ性一本で神映画となった「サーホー」など面白い映画を観ました。信頼できる映画好きたちのおすすめをヒョイパクするスタイルなので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
音楽編
Rainbow Town - tofubeats remix / SUKISHA, kiki vivi lily
tofubeatsがやった曲の中で一番好みかもしれません。アップテンポでワイワイやってるのに寂しさもあって、いい曲だと思います。
Come & go (with Marshmello) / Juice WRLD, Marshmello
Marshmelloも久しぶりに聞いたらいいなと思いました。
フロップニク / PEOPLE 1
中毒性のある曲だと思います。coalowlさんの手掛けるMVがめちゃくちゃかわいく、他にも「常夜灯」はめちゃくちゃすごいので見るといいと思います。
milk / chelmico
基本的にはchelmicoの元気いっぱいソングが大好きなんですが、こういう優しくて情感たっぷりな曲も多くて、その振り幅でもっと好きになります。今年リリースされた3rdアルバム「maze」だと「Terminal 着 即 dance」もすごく良かったです。
WAKARIMASEN / MIYACHI
これは今年はじめて聞いた曲というわけではないのですが、一時期これを聞き直してドハマリしていたので印象に残っています。気持ちよく好きに歌っている感じがいいですよね。
漫画編
「君は放課後インソムニア」
不眠症の丸太くんと伊咲ちゃんは自分たちの居場所のために廃部となっていた天文部を復活させます。人に打ち明けられない悩みを共有する二人と、周りのやさしい人達の関係性がとにかく心地よく、また作者のオジロマコトさんの絵が可愛く美しいのでとても気に入りました。ラブコメ全1です。2020/12時点で既刊5巻と追いつきやすいです。あと5巻の最後は完全に読んでて狂ってしまいそうでした。2巻の表紙すごく好きです。
「サラウンド」
男子高生のほのぼの日常漫画です。異様に突飛なこととかも起こらず、本当にこの世界のどこかに3人が存在してるんだろうなと思わせるような、素敵な作品です。まだ1巻しか出てないので今すぐ追いつけます。
「忍者と極道」
インターネットで話題沸騰中のやばい漫画です。修行や肉体増強ドラッグで身につけた異能を武器にヤクザと忍者が戦うのですが、倫理観とかが完全に終わっているので生首が誌面を所狭しと飛び交います。今一番注目すべきアクション漫画の一つです。
「メランコリック」
短編がつながっていくやつ、みんなだいすきですよね。僕も好きです。道満晴明さんの作品をちょこちょこ読み始めましたがどれもゆるさを許す世界観とSFと絵柄がマッチしていて好きです。「ヴォイニッチホテル」とどちらを紹介するか悩みましたが、直接的なエッチが控えめなこちらをひとまず万人におすすめしつつ、「ヴォイニッチホテル」ならエロもあるぞ!と喧伝しようと思います。ニッケルオデオンもよかったです。
「バトゥーキ」
嘘喰いと毛色の違う序盤に戸惑ったのも今は昔、巻を追うごとにカポエイラのかっこよさを漫画で表現する能力が上昇し激しさも増しました。連載をとなりのヤングジャンプに移してからのアスレチック編は完全におシャブをおキめしているのでめちゃくちゃ面白いです。ギャグの緩急がえげつなすぎて笑うタイミングを一瞬逃してしまうので凄まじいなと思います。
他にもチェンソーマンや鬼滅、呪術廻戦などジャンプ漫画はとんでもないハネ方をするしその裏ではしっかりアンデッドアンラックもいてジャンプも安泰ですね。「不滅のあなたに」も途中まで読んでいますが、グーグー編がすごすぎてこれ以上は心臓に深刻なダメージが入りそうなのでストップしています。僕ヤバも更新のたびにツイッターのトレンド入りしたり、面白い漫画はたくさんありますね。
「バットマン:エンドゲーム」や「ウルヴァリン:オールド・ローガン」などアメコミも少しずつ読めてよかったです。
その他
他にも自分で干し肉を作ったり
京都は嵐山の川沿いにある「琴ヶ瀬茶屋」が本当に天国みたいな酒場だったり
韓国は釜山で信じられない量の魚介類を食べたり
様々な良いことがありましたね。
最近は今色々話題の「サイバーパンク2077」をプレイしています。正直ネットで騒がれているほどのバグにも出会わず、とにかく質の高いFPSオープンワールドだなと思います。ずーっとやっています。面白い。そういえばダンガンロンパ1.2をガーッとクリアしてアニメもビャッと見たのも今年でした。面白かったな。
来年もいっぱいいいことがあるといいですね。