布団

妖精に乳首はねえ

2020年の良かった映画・音楽・ものこと

こういう今年の振り返りみたいなの一度やってみたかったので、滑り込みで書きました。今年はコロナちゃんが好き放題してくれた年でしたが、それはそれとして楽しい一年でした。 印象に残った映画、音楽、漫画をいくつかピックアップしました。

 

 

映画編

 

「エクストリーム・ジョブ」

成果の上がらない麻薬捜査チームは、標的のアジトの前でチキン屋を開き、出前潜入を試みる!大繁盛で捜査どころではない!

カラッと楽天的な雰囲気がとても良く、次第にチキン屋に精神を乗っ取られるところなんておかしくて仕方ありません。誰にでもおすすめできる映画です。

 

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「ボーダーライン」

枯れた荒野のメキシコで麻薬捜査を…。ベネチオ・デル・トロもいる…。

麻薬捜査の映画ばっかり見てるかのようですね。全然そんなことないですが。とにかく削ぎ落とされた印象を受け、何より突入シーンの美しさったらない。緑のきれいなこときれいなこと。続編のソルジャーズ・デイも良かったのですが、ジャンルが大幅に変わっていて、こちらのほうがより好みでした。

 

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「パラサイト」

リスペクト!

とにかく面白い映画なのでリスペクトしたらいいと思います。

 

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「ホワイト・ストーム」

ヤクザから足を洗い金融王にまで上り詰めたアンディ・ラウが、香港のドラッグを一掃するために麻薬ぶっ殺しチームを結成し全殺し。

とにかく登場人物が全員死にます。ドラッグを許せねえという思いが熱すぎて全員死ぬ。地下鉄の構内をカーチェイスするシーンが完全にトんでしまっているので絶対に見たほうがいいです。ポスターだけ見るとチープそうですね。めちゃくちゃ金かかってると思います(いっぱい人が死ぬので)。

 

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「メランコリック」

近所の銭湯でバイトを始めたら、夜中は殺し屋の処刑場兼死体処理場でした。

ほんとつい数日前に観た映画です。色んなジャンルがごちゃまぜになっていながらも自然に入ってきて、とても心地よい映画でした。同窓会の雰囲気とか、会話がすごく自然でとても良かった。誰にでもおすすめできる映画です。

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ほかにも気の狂ったストップモーションアニメの「KUBO」や楽しい楽しい「プロメア」、カリスマ性一本で神映画となった「サーホー」など面白い映画を観ました。信頼できる映画好きたちのおすすめをヒョイパクするスタイルなので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

音楽編

Rainbow Town - tofubeats remix / SUKISHA, kiki vivi lily

youtu.be

 

tofubeatsがやった曲の中で一番好みかもしれません。アップテンポでワイワイやってるのに寂しさもあって、いい曲だと思います。

 

Come & go (with Marshmello) / Juice WRLD, Marshmello

youtu.be

Marshmelloも久しぶりに聞いたらいいなと思いました。

 

フロップニク / PEOPLE 1

youtu.be

中毒性のある曲だと思います。coalowlさんの手掛けるMVがめちゃくちゃかわいく、他にも「常夜灯」はめちゃくちゃすごいので見るといいと思います。

 

milk / chelmico

youtu.be

 基本的にはchelmicoの元気いっぱいソングが大好きなんですが、こういう優しくて情感たっぷりな曲も多くて、その振り幅でもっと好きになります。今年リリースされた3rdアルバム「maze」だと「Terminal 着 即 dance」もすごく良かったです。

 

WAKARIMASEN / MIYACHI

youtu.be

これは今年はじめて聞いた曲というわけではないのですが、一時期これを聞き直してドハマリしていたので印象に残っています。気持ちよく好きに歌っている感じがいいですよね。

 

漫画編

「君は放課後インソムニア

不眠症の丸太くんと伊咲ちゃんは自分たちの居場所のために廃部となっていた天文部を復活させます。人に打ち明けられない悩みを共有する二人と、周りのやさしい人達の関係性がとにかく心地よく、また作者のオジロマコトさんの絵が可愛く美しいのでとても気に入りました。ラブコメ全1です。2020/12時点で既刊5巻と追いつきやすいです。あと5巻の最後は完全に読んでて狂ってしまいそうでした。2巻の表紙すごく好きです。

 

君は放課後インソムニア (2) (BIG SPIRITS COMICS)

君は放課後インソムニア (2) (BIG SPIRITS COMICS)

 

 

「サラウンド」

男子高生のほのぼの日常漫画です。異様に突飛なこととかも起こらず、本当にこの世界のどこかに3人が存在してるんだろうなと思わせるような、素敵な作品です。まだ1巻しか出てないので今すぐ追いつけます。

 

サラウンド (1) (トーチコミックス)

サラウンド (1) (トーチコミックス)

 

 

「忍者と極道」

インターネットで話題沸騰中のやばい漫画です。修行や肉体増強ドラッグで身につけた異能を武器にヤクザと忍者が戦うのですが、倫理観とかが完全に終わっているので生首が誌面を所狭しと飛び交います。今一番注目すべきアクション漫画の一つです。 

 

「メランコリック」

 短編がつながっていくやつ、みんなだいすきですよね。僕も好きです。道満晴明さんの作品をちょこちょこ読み始めましたがどれもゆるさを許す世界観とSFと絵柄がマッチしていて好きです。「ヴォイニッチホテル」とどちらを紹介するか悩みましたが、直接的なエッチが控えめなこちらをひとまず万人におすすめしつつ、「ヴォイニッチホテル」ならエロもあるぞ!と喧伝しようと思います。ニッケルオデオンもよかったです。

 

 

「バトゥーキ」

嘘喰いと毛色の違う序盤に戸惑ったのも今は昔、巻を追うごとにカポエイラのかっこよさを漫画で表現する能力が上昇し激しさも増しました。連載をとなりのヤングジャンプに移してからのアスレチック編は完全におシャブをおキめしているのでめちゃくちゃ面白いです。ギャグの緩急がえげつなすぎて笑うタイミングを一瞬逃してしまうので凄まじいなと思います。

 

バトゥーキ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
 

 

 

他にもチェンソーマンや鬼滅、呪術廻戦などジャンプ漫画はとんでもないハネ方をするしその裏ではしっかりアンデッドアンラックもいてジャンプも安泰ですね。「不滅のあなたに」も途中まで読んでいますが、グーグー編がすごすぎてこれ以上は心臓に深刻なダメージが入りそうなのでストップしています。僕ヤバも更新のたびにツイッターのトレンド入りしたり、面白い漫画はたくさんありますね。

バットマン:エンドゲーム」や「ウルヴァリン:オールド・ローガン」などアメコミも少しずつ読めてよかったです。

 

 

その他

他にも自分で干し肉を作ったり

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京都は嵐山の川沿いにある「琴ヶ瀬茶屋」が本当に天国みたいな酒場だったり

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韓国は釜山で信じられない量の魚介類を食べたり

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様々な良いことがありましたね。

最近は今色々話題の「サイバーパンク2077」をプレイしています。正直ネットで騒がれているほどのバグにも出会わず、とにかく質の高いFPSオープンワールドだなと思います。ずーっとやっています。面白い。そういえばダンガンロンパ1.2をガーッとクリアしてアニメもビャッと見たのも今年でした。面白かったな。

 

来年もいっぱいいいことがあるといいですね。

火の鳥を読んだり料理したりと楽しくやっている

ついに俺も会社で働くぞーと思ったらコロナちゃんの為にスタートがのびた。のんびり期間が増えてやったね!

 

 

 

 

 

というわけでこの降って湧いたブランクをいかに楽しく過ごそうか。幸い無の時間を楽しむのはかなり得意なので、ぼーっとしててもいいのだけど、昨年度かなりぼーっとして楽しんでいたのでここらで一つアクセントをつけて、リズム感のある無ライフをエンジョイしたい。

 

 

 

ひとまず昨日今日と、ネッチョリ火の鳥を全巻読んだ。子供の頃初めて読んだときは未来編に打ち震えていたけど、久しぶりに全巻通しで読むと特に乱世編と太陽編あと鳳凰編がいいなーと思う。

乱世編は他の巻との繋がりもあるし、何よりやっぱり、おぶうと弁太がそれぞれ強烈すぎる引力を持った人物から離れられなくなっていく様が美しい。

太陽編は子供の頃読んだときは八百比丘尼との繋がりに鳥肌総立ちだったわけだが、今読むと大化の改新と近未来の接続プロットが異様にわかりやすく描かれていてマジですごいなと思う。クチイヌやあい

鳳凰編はやはり我王のパワフルなキャラクターに振り回されるように読み切ったけど、 輪廻の動物や鬼瓦など、とにかく絵に力を感じてすごく良い。

 

 

あとは昨日はシュガーラッシュオンラインを見たり、自重トレーニングをして過ごした。

open.spotify.com

腕立て伏せをビシっとやるならこの曲が一番bpm的にあう。

 

 

料理もやっている。昨夜はこちらのレシピをまんま真似した。

笑ってしまうほど簡単な上に、本当に春雨がうまい 。人にも対面で会うことはないのでニンニクもたっぷりとれる。参ったか!

 

 

 

後になってあのときそういえばどういう生活してたのかなと思い返すときの為の備忘録として。

2019年に炊いた米を2020年に食う

2020年になった なったね! ハッピーニューイヤー!

 

年が明けて2020年1月1日午前0時15分ごろ、つまりつい先ほど、破滅的にお腹がすいたので何か食べようと思った。年越しそばとかは準備してなくて、というか冷蔵庫の食品整理的にも麻婆豆腐を作ろうと思ってたんだ。そんで年越し瞬間に「あけましておめでとうございます!」なんて文言と真っ赤でうまそうな麻婆豆腐の画像をツイッターにあげちゃったりなんかしてね。とか思ってたけど普通に皿洗いめんどくさいしやだな〜と思った。

 

でもお腹はすいてるので、米食うかつって、昼過ぎに炊いて保温してたご飯を食べた。本当は漬物とかおかずになり得るものはあったけど、なんかこう、一年の初めってなんかちょっと浮かれてて、「米だけで食べよう!」みたいな気持ちになった。儀式っぽくてかっこよくないですか?図らずしも去年を引き継いで…みたいなちょっと神妙?真面目?な気持ちになってしまって、やっぱり年越しって浮かれるなあともう一度思った。

 

食べてみたら昼過ぎから保温してたのでちょっと固かった。食べながら、今年もご飯が食べられる一年でありますようにと思いました。皿洗いめんどくせ

餃子の皮トルティーヤ

サルサ

玉ねぎ1玉 みじん切り

カットトマト缶 1缶

お酢

胡椒

唐辛子粉 各適量

混ぜる 

ブンブンチョッパーがあると本当に一瞬で完成してめちゃくちゃ上手いのでオススメ

 

鶏モモ

切って茹でる

 

トルティーヤの皮、たけえよなあ…と思ってたらマシーナリーとも子が餃子の皮で代用チャレンジしてたの見て雰囲気でやってみた

 

 

フライパンにキャノーラ油を敷いて餃子の皮(大判)を焼く

28cmでギリ一度に3枚いけるくらい?

キャノーラ油は多分いらなかった、えぐい黄色くなって、こんなに油食べちゃうの…?てなるので。油なしでも普通に焼けました。

 

餃子の皮、味的にはまあいいっちゃいいんだけど焼いた後にサルサと肉乗せても包むことができない(パキっと折れちゃう)ので、リッツパーティ的雰囲気になる マシーナリーとも子はなんか普通に畳めてるので焼き加減の問題だったりするのかな 差し水とかすると良いのかもしれない 脳死ではダメです

 

 

ただ3分割してサルサとかアボガドにディップするならジェネリックとして全然いけると思う リッツとかプレーンクラッカーとか使ったらいいとかいう奴は人生をめちゃくちゃ平坦につまらなく過ごしている好奇心のないアホ

 

まだ皮は残ってるので賞味期限いく前に工夫してみます

全身編集者 白取千夏雄

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『全身編集者』って本を読んだ。

創作をする人へのリスペクトと励ましが詰まった本だ。

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知らない人も多いと思うので簡単に説明すると、「劇画狼」って人が主宰の「おおかみ書房」っていうインディーズの出版が2019年5月から発売を開始した本。インディーズ出版なので一般流通してるわけじゃなくて、上のboothのリンクから買えます。

 

内容は、この劇画狼って人の師匠であり、『ガロ』の副編集長を務めた「白取千夏雄」という男の自伝だ。『ガロ』に入った流れやそこでの仕事、『ガロ』休刊騒動、病気や死との直面、劇画狼との邂逅と活動が書かれている。

 

 

 

俺は『ガロ』を知らない。1960年ごろ以降、漫画だけでなく日本中のサブカルだの表現全体を引っ張っていく、尖った雑誌だったらしい。名前くらいしか知らなくて、これまで読んだことはない。当然休刊騒動のことも、白取千夏雄さんのことも知らなかった。なんでよく知らない人の伝記を買ったのか、購入ボタンをクリックした時のことはいまいち覚えていない。なんかわからんけど購入して、家に届いて、読んでみたら、すげー面白かった。

 

 

 

すげー面白かったんですよ。ホント。白取さんの文章はとても読みやすくて、そしてすごく具体的なエピソードの積み重ねで、『ガロ』に関わっていた人たちのことが語られていく。白取さんの師匠であり、『ガロ』の編集長であり、『ガロ』そのものだった長井さんについて多くのページが割かれていて、「片っぽしかねえんだぞ!」だとか、唐沢商会に関する上から目線の謝罪とか、そういうエピソード群がすごくクッキリと人柄を表してて、読んでて素直に楽しいんだ。それと並行して、『ガロ』という雑誌に関わっていた編集人たちや白取さん自身の「編集とはなんぞや」という考えが、ドバドバ叩きつけられる。彼らの根底にある作家ファーストの精神は、はっきりとかっこいい。当然だけど、作品を生み出す作家はそれだけで編集よりも圧倒的に偉いんですよってハッキリ書いてある。

 

 

 

物を作る人、物語を作る人、とにかくなんでも、創作する人ってかっこいいよな〜という俺の心にあった漠然とした気持ちが、ものすごく理路整然と書かれていてよかった。作家の中で熟成して、放出された感性や想い、表現を肯定するというのが根本にある編集者たちの集まりだったんだ。『ガロ』って。かっこいいな。

 

 

 

 

さて、前半がこうした編集人としての魂のあり方や矜持についてのストーリーだとすると、後半からテイストはぐっと変わってくる。『ガロ』休刊騒動にまつわる諸々の事柄は、あとがきと相まってある種のミステリーかサスペンスを読んでるような気持ちになった。白取さん自身も書いている通り、この本は白取さんの主観によって書かれている。そこにさらにあとがきで、他の視点をきっちりと併記しているので偉いというか誠実な本だなと思う。この本を読めば『ガロ』休刊騒動の真実がわかる!というわけではないけれど、二つの視点から語られていなかった事件について記述しているという点だけでも、すごく価値のあることだと思う。

 

 

 

 

そして終盤、白取さん自身の闘病と連れ合いのやまだ紫さんの入院についての章では、さらにガラッと雰囲気が変わる。ただ、自身あるいは愛する人との死や離別にあっても、それでも白取さんの考えに常に表現だとか、作品のことだとか、それらが付随しているのはまさに全身編集者だなと思う。そして最後にひょっこりと現れる劇画狼。二人の会話の様子がおかしくって、えらく軽い気持ちになる。なんというか、やまだ紫さんとの別れの後にスッと現れた劇画狼という存在が、白取さんにとって救い?になったんじゃないかなと思う。文章の活力というか、テンションにそれが表れてる。とにかく微笑ましくて、こっちも嬉しくなるんです。

 

 

 

 

まとまりのない感想だけど、読み終わってもう一度読み返したくなる本だった。でももう一度読み返す前にこうして感想を書いたのは、やっぱりこの本をもっと多くの人が手に取ってほしいと思ったし、一般流通じゃなくてインディーズ出版でやってる以上は一人でもこの本についての感想を書くことがそれに繋がるんじゃないかなと思ったからです。なので読み終わった勢いでこれを書いています。

みんなも読もう!

 

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なんかあと20冊くらいしかないらしいぜ!マジで急げ!

ゴジラ、ストーリー周りが完全に狂ってるのも好き

ゴジラ・キング・オブ・モンスターズ マジで暴力的美麗ビジュアルの旋風が叩きつけられる傑作なんだけど、脚本とかストーリーとか、その辺の粗も引くくらい多い。

ご都合主義の神様が映画を作ってるし、友人はトリプルX再起動ばりにストーリーが雑って言ってました。スゲーわかる。

だけどまあそんなのどうでもいいのよ。マジで鬼のようにカッケエ画面が一生映し出されるので細かいことはどうでもよくなって真の王に伏したくなる映画なんすよ。マジでおもしろいからみんな見てこい。いいシーンしかなくて、ニッコニコになります。

 

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宗教画かな

 

 

そんな映画なのでいいところは人それぞれ6阿僧祇個くらいあるだろうしここでは置いといて、もはや長所なんじゃねーかと勘違いしそうになるくらい多い雑なストーリー部分をいくつか。

 

 

 

 

 

・怪獣をコントロールする音…?怪獣と人間の声のミックス…?なに…?

 

 

・そんなすげーマシンがその辺の球場の音響に適当に接続できるのがすげえな!と思ったら半田ごてで直せたりしてもっとすごい。

 

 

・ママバカすぎ!!!そんな使い古された論法で堂々と来られるとむしろこっちも強く出づらいわ なんだあの狂人、モスラの時も自作自演だったってこと?イっちゃってんな 娘さんはよくぞ真っ当に育った

 

 

・テロリストもアホすぎ!!!計画の要の大事な音響機械を広間の真ん中に置いて警備無して!!!しかもマジでなんの障害もなく逃げきれちゃうんかい!!!!テロはままごとじゃないんですよ!

 

 

・ムートーのセックスを笑うな

 

 

・あの…ギドラ周りの設定のガバさエグないですか?東洋では智の象徴だとか、お経がお披露目シーンとかで流れたりとか、でも実は宇宙から来た生物だよとか…一貫性みたいなの、知らないの?かっこいいからいいけどさ。しまいには他のタイタス大暴れはギドラを止めればオールOK!って…そっか〜。まあそう言われるとそうかもしんないね。

それとギドラ復活の時に氷に爆弾埋めながら音聞かせるシーンでマディソンが氷に手を触れてるシーン、てっきり彼の心拍音とかが混線してしまい…みたいな展開になると思いませんでしたか?まあ当然ならないんですが…実際そういうのあったらだるかったと思うんでいいんだけど、そんならなんであのシーン入れたん

 

 

ゴジラ周りの設定もめちゃくちゃですけどね…どうやってゴジラの健康状態をそんな詳しく…いや海底遺跡…カタカナ!?!?!?これもう月刊ムー案件だろ あとゴジラ復活させるためにゴジラのお家水爆で爆破するの、俺がゴジラだったらすげ〜嫌だな。

 

 

オキシジェンデストロイヤーによってさらに人類が地球をめちゃめちゃにしてしまった…みたいな魚プカーシーンやっといて、それに対するリアクションが本編中には一切ないのもマジ!?つって何気にびっくりしてしまった。マディソンギドラ氷といい、そういう伏線にしそうなシーンをほったらかしにするのびっくりしちゃう。

続編でヘドラとかがあそこから生まれるんでしょうな。

  

 

・エンドロール、流石にやりすぎ!!!どうしてもふんどし一丁の兄ちゃん達がゴジラ神輿担いでるシーンしか思い浮かばないし、なんだってこれが世界のゴジラに…。いいけどさ!!!ソリャソリャソリャソリャ!!!!ただゴ!ジ!ラ!ソリャ!だけでも大概やばいのにゴジラのおかげで世界の様々な問題が完全に解決!イェーイ!!!!がセットだったせいで監督の精神状態がさらにしんぱいになる*1

サノスちゃんは世界の資源とかをなんとかするためにあんなに必死に頑張ってたのに…。ゴジラが宇宙を練り歩いたら全部オッケー!

 

 

 

こんな風にパッと思い出したのだけでも雑さ半端じゃなくて、そりゃ批評家はええ顔せんでしょと思うけど、もうここまで神がかり的なビジュアルを連発してくる気持ちのいい傑作映画だとそういう粗も好きになっちゃうよね。みんなはどの雑設定/展開にウケたかな?

 

 

*1:まあ『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』渡辺謙&マイケル・ドハティ監督 単独インタビュー - シネマトゥデイとか見たら最初から映画の内外含めて監督が一番ゴジラ狂いなのがわかるのでかえって一安心ですけど。ドハティ監督、日常生活とかちゃんとやれてるんだろうか…。

映画『アクアマン』を義務教育に入れるといいとおもう

小学校5年生の総合学習の時間と中学校2年生の英語の時間でお願いします。

 

 

 

かんそう

ウワー!なんか海が主役のヒーロー映画見に来たと思ったら古今東西ありとあらゆる"物語"が詰まっとる〜!!!!!スターウォーズだの剣と魔法ファンタジーだのインディージョーンズだのクリーチャーホラーだの、めちゃくちゃな量のジャンルがめちゃくちゃに詰め込まれて、しかも別に有機的に繋がらない!!!!たくさんのジャンルを一本にまとめるのは巧みなストーリーじゃねえ、デッケエ爆発だ!!!!!マジで10分に一回爆発してたね

 

 

 

場面が変わるごとにコロコロ別の映画になっていって、普通そんなの破綻するかスベってる〜〜〜ってなりそうなものを異常にかっこいいシーンを連発させて爆発天丼をぶっこんで観客の脳を麻痺させる、恐ろしい手腕よ…ありがとうございます。アクションぜーんぶカッコイイ。メラお姉ちゃんカッコイイ。民家の壁を壊すシーン妙に長いのなんだったんだ??あとトランスフォーマーとかでありがちなンヴヴヴヴヴヴヴみたいな音しながらスローモーションで上を飛び越えていく…みたいなシーン、普通は下のやつが上見てキャー!みたいになるもんじゃない?二人ともンヴヴヴヴヴつって大ジャンプしたら結局並行移動で何にもならねえじゃん!!!!!もう何もわからん!!!!!!!爆発!!

 

 

 

 

つーかカニさんチームがマジでカッコよくて、男気にあふれてるしデッケエカニが熱いの我慢してマグマを相手に投げるし…えらい!!!!俺はガキの頃に見たナルニア国物語ライオンと魔女の平野軍勢大激突をずっと引きずってたんだけど、それをはるかに超えるトンデモを見せてくれて本当に嬉しかったよ。とか思ってたら伝説の怪獣が!!!!!!!!俺はあの地球のコアがどこからどう見ても髑髏島にしか見えなかったのでキングコングが出るかと思ったら全然知らねえのがいたわ。タコ…?と思いきやカニ…?!と思ったら、なんだお前!!!!!!知らねえ生き物だ〜〜〜〜〜〜!!!!!!でっかくてかっこいい!!!イェー!!!!!!

 

 

 

 

 

イェー!!!!と言えばアトランティスで炎のリングの観客たちが想像の百倍のほほんとしててよかったね、血が見たいだけだろ!あんま王位継承とか興味ないでしょ!!!!アトランティス…ハア…あんな雄大で魔法ファンタジーとサイバーファンタジーが完璧に融合した世界あります…????あんなさあ…めちゃくちゃ雄大な海と、海洋生物これでもかって見せた後にテクノ・サウンド流しながらスターウォーズすんなよかっこよすぎんだろチクショウ!!!!!!しあわせになれよ!!!!!!!!ブラックマンタ君だけはしあわせになれない!!!!!!!かわいそう!!!!!!!!ブラックマンタ君だけはどうやっても救済されないんだよ…悲しい…。これからアクアマンがもっともっと偉大なヒーローになって、あらゆる人間を救えば救うほどに、ブラックマンタ君は「なんで俺の親父にはそれをしてくれなかったんだよ」ってなるわけで…かわいそう…。アクアマン2ではジェイソンステイサムとMEGを連れて来ればアクアマンともいい勝負できるかもしれないよ

 

 

 

 

とにかく見るだけで寿命伸びて健康になる感じがしたのでなるべく上映中は何度も映画館に足を運ぼうと思います。健康になりたいので

 

 

追記

翌日2回目を見に行った感想

絶対Higher Groundと親和性あるし、あのサントラに入ってない場面が盛り上がるときに流れるデデッデデッデデッ ハイアンロゥみたいな曲を最終軍団決戦出かけて欲しいですねという話になった

 

 

炎のリングに上がった時とか、カラゼンに全員で特攻しようとするところとかでちょいちょいやるあのクリアな雄叫びクッッッソかっこいい。母や兄貴への嫉妬とかがごちゃついてなかったら彼もまた良き王の器だったんだろうな

 

 

一回目見た時印象に残って帰ったら調べよう!と思ってたのにその後の展開がやばすぎて忘れていたんですが、この曲メチャかっこいいですね